社会人オタクの生活

追記。

コメント欄に書かれてるツイッター垢は私とは完全に無関係なものです。

 

どうも、腐女子、30歳です。

なんか本当に反響がすごくて、驚く。

私のツイッターでの発言?とかコメントあったけど私のツイ垢は2つとも鍵垢だよ?幻覚?

あと書いてもないことから色々と私のことを想像してくれてることにもびっくり。書いてあるのに明後日の方向に勘違いして突っ込まれてるところもあったり…インターネッツって怖いなあ。

と、と思いつつ…自分語りをすると色んな意見が頂ける面白い状況にもなったのでせっかくだから今日も自分語りをしてみようと思います。

 

今回は一社会人の私のオタク活動について。

相変わらず長く、読みにくく、オタクっぽい文章ですが読める人はお付き合いください。

 

 

前回も書いた私のオタクスペックをもう少し細かく。

 

去年までのここ数年間はずっと年に4回(東京のイベント2回、大阪のイベント2回)ペースでイベント参加しその都度、同人誌を出しているオタクです。

ジャンルは主に少年漫画で、毎回同じジャンルやカプではなくハマっているカプが複数あるので、オンリーや友達の参加に合わせてジャンルを変えて参加しています。

サークルの規模?は島中で1回300冊くらい刷ってイベント1〜2回と通販委託で有難いことに完売するレベルなのでよくある漫画サークルと思ってください。

突っ込まれそうなので先に書いておくけど、加工厨でノベルティ作るのが大好きなので参加費や交通費含めると余裕でマイナスになるくらいの収支です。

年に1回くらいの頻度でアンソロにお誘い頂く機会もあり基本的に年がら年中原稿をやってるタイプのオタクです。

 

私のオタク活動の主は上記の同人活動となります。

次に、公式との向き合い方について。

 

私は所謂、原作厨です。

そのためアニメや舞台などの派生作品にはあまり興味がありません。

原作のひとつのシュチュエーションの時このキャラはこう考えていたのでは?みたいなことを妄想し永遠にシコシコして同人誌に昇華しています。

原作は紙と電子両方買う(電子は拡大できるから資料として優秀すぎる)けど、あんまりグッズは買ったりしません。

今回のブログの趣旨とは異なるけど、中の人の解釈とか舞台でのアドリブとかをさも公式のように語る人とはあんまり仲良くできないなぁ、と常日頃思っています。

 

それが最近、出張続きで寂しがっていた私に友人Cが推しのぬい(手のひらサイズ)をプレゼントしてくれたおかげで、ぬいママデビューをしました。

と言ってもオープンスペースで撮影するのはまだ恥ずかしいのでホテルの夜景とかと撮って満足している……。

 

あとは舞台俳優さんのおっかけをしています。

この俳優さんは2.5次元俳優ではなくとある劇団員の方ですが、その劇団は全国いくつかで複数の演目が公演しており、チケットを取る段階では出演者が発表されていません。

そのため演目の兼ね合いや次の稽古とのスケジュールを一生懸命予想してチケットを取るか、週間キャストが発表されてから当日券やおけぴを利用してチケットを入手するため「タイミングが合えば行く」の精神でつい遠征しがちになってしまいます。(だいたい2〜3ヶ月に1回ペース)

 

長くなりましたがここ3年くらいこのペースでのオタクライフを楽しんでおります。

自分で言うのもなんですが、割と上手いこといろんなことを両立できているのでは?と自負しています。

 

先に書いた通りツイッターでずっと原稿戦士をしてるので、たまに「働いてますか?」とか質問されることがあります。

他の社会人の方がどのように原稿と向き合ってるのかはわかりませんが、私は仕事の日1〜2時間、休みの日は飽きるまで原稿やって何事もなければ早割入稿できるようスケジュールを組んで取り組んでいます。

遅筆なので1冊仕上げるのにかなり時間がかかりますが、漫画を描くのが好きなのでずっと原稿やってることについてはあんまり苦にしたことはありません。

今は土日休みの仕事に就いているのでスケジュールというか原稿の進み具合が予想しやすくてなんとかなってるけど、実は以前はこんな風ではありませんでした。

 

契約社員として働いている時はもっとギリギリのスケジュールで同人誌描いてたり、推し俳優がもっと活発だったので月に何回も遠征したりしてました。

正直今よりも月給貰えてて余裕もあったし、私が休んだところで…と思って当日欠勤とかもしてました。

そんな生活を2年くらいしてました。

 

転機が訪れたのは26歳の時。

周りが結婚したり出産したりし始めた頃、漠然と将来についての不安に襲われました。

「いつまでこの生活ができるか?」という不安です。

有難いことになんの苦労もなく大学院まで行かせてもらいそれなのに新卒で入った会社を1年でやめ、真面目にも働かず好きなことだけしていられるのは両親が私を甘やかしてくれてるからこそだと気付きました。

いや、でも親は先に死ぬじゃん。

てか、その前に働かなくなるじゃん。

そしたらうちの家計を支えるのは…まさか私か?!となったのです。

そうなった時、趣味を制限し貯蓄をはじめる人もいるでしょう。

でも私はその時、趣味を制限したくはなかった!!!

今のまま趣味は楽しみつつ、でも将来への不安も解消したい!と思った結果…「原稿はスケジュールを組んで計画的にやる。将来的に給料が確実に増える仕事に転職する」ことを思い至りました。

とは言えすぐに行動に起こすのは難しく、ダラダラと転職活動をしていたら結果的に転職できたのは約1年後でした。

だって将来への不安ってなんかすっごい漠然としてるんだもん。

だからこそ怖いんだけど…。しかも目標が「給料が確実に増える仕事に転職する」というふわふわしたものだったのも相まってなかなか進まず…

なんか不安だー!と悩んでる時間だけが増えて余計に原稿スケジュールはカツカツに…って悪循環に陥っていました。

そんなダラダラしている間に母に大きな病気が見つかり長くないことが発覚しました。

母のことが大好きだった父は、母との時間を増やすために仕事の時間をセーブしだしました。

つまり、私が考えているよりもだいぶ早く私のユートピアが崩れ去る危機が訪れたのです。

甘やかしてくれる両親がいたからこそ適当に生きてこれたけど、いよいよやばい!となり私は改めて将来について考え直しました。

まず、母が最低限安心してくれるように適当な生活はやめることにしました。

母は私が徹夜でエナドリ飲んで原稿してたり夜行バスの超突発遠征したりを心配してたので…

あとは父と2人になった時のことを考えて土日休みの仕事に転職しようと考えました。

父が土日休みだったので、休みが被らないよりは被った方が良いだろうと。

それまでダラダラとしてた私でも家族のことを思うとちょっとずつ生活を変えるのは苦ではなかったです。

結果的に母が生きている間に転職をし、固定休になったことで無謀な遠征をすることなく予定立てて観劇に出かけるようになりました。(運良く好きな俳優さんが演出もするようになって出演が減ったのもあるけど)

掃除以外の家事をやるようになったらタスクを整理して順序立てることが出来るようになり、それが原稿の進捗を管理するにも生かされて現在のスタイルを作ることができました。

最初は契約社員の時の方が手取りいいし、会社のよくわからん積立とか問答無用で引かれる親睦会費とか意味わかんなかったけど、将来のこととか考えると転職してよかったって思います。

まあ自由にシフト組めたり頑張ったら頑張った分だけインセンティブで反映されるコールセンターは仕事そのものは楽しかったけど、何かと両立するのが私には難しかったかな。

あと10年後にこの仕事あるか?って不安もあったし。

 

なので、私にはオタクと実生活を両立させるために固定休で固定給な職が向いていたのでしょう。

正社員でも安定してるかはわからん!って言われそうだけど地元のそれなりのでかい企業に拾ってもらえたのでそこは大丈夫かなと思って生きてます。

(給料はもうちょいあげてほしい。)

 

ただね、3年もこんな生活しているとこの生活を壊されたくないなって思うようにもなってきます。

幸いなことにうちは両親がオタク活動をかなり応援してくれてて、相談に乗ってくれることはあれど反対されたことはない……。

だけどこれがもし結婚となると相手の人はこんな生活許してくれるのか?と思ってしまうのです。

男性とお付き合いしたこともないくせにって言われるかもしれないけど、社会人になると結構早々に「動かなきゃ出会えない」ようになってくると思います。

学生の時みたいに日常を送っていて新しい出会いがあるのってとても貴重なことなんだなぁ、と今更思います。恋愛のことに限らずね。

しかも友達に合コンに誘われても原稿優先。婚活するくらいならその金で舞台チケットをとる。そんな20代半ばを過ごしてくると、だんだんとそういう場に誘われることもなくなってきます。

気づけば仲良かった子たちは半分以上結婚し、徐々に焦る……なんてこともなく、私は今のライフスタイルを気に入ってるのでそんなに気にしてません。

昔からなんとなく私は結婚しないだろうなと思っていたし、親もまあ色々察してくれてるようなのでとやかく言われない今の状況が新たなユートピアかなぁと思ってます。

何年か後に結婚したくなった時にもしかしたら後悔するかもしれないけど、その時はその時で。

でもこんなこと書くとまた「負け惜しみですか?」とか書かれんだろうね。

 

しかし今年はコロナのせいでまだ一度もイベント参加できておらず、私としては大変もどかしい気持ちでいっぱいです。

本は通販で出したりしたけど、やっぱり即売会のあの雰囲気が好きなので…

ぼちぼちイベント開催も増えてきましたが、ど田舎にコロナを持ち帰る可能性を考えると怖くて私は参加できません。

なので暇を持て余してこんなブログを書いているっていうね。

 

ところで私のお友達には私なんかよりもバリバリ仕事しながらジャンジャンオタ活してる人もいるんだけど、1日24時間以上あるのでは?といつも気になっています。

さらに仕事して母親してオタクして、とか自分磨きめちゃくちゃ頑張りながら趣味に時間も割いてってしてる人尊敬します。

私はマルチタスクが苦手なタイプなので。

 

今後の課題はご指摘の通り貯金かな、と思ってます。老後2000万でしょ?あと30年か〜って思うとまじで怖い。

しかも私が60超える頃って定年何歳になってるんだろうか……?働き世代のうちにポックリいきそう。

宝くじに当たるか実家所有の田んぼかなんかに新しい国道でも走ってくれないですかね?

(前回のブログのあの書き方で私が貯金額で本気でマウントとってると思われた方がいたのにはさすがに驚いたよ)

 

でもコロナのせいで強制的にイベントも舞台も行けなくなったので、今年はお金を全然使っていないです。

お金……使いたい……。

これを機にオタク活動辞めちゃう人とかいるんだろうなぁ。強制的にクスリ抜かれてるような状況だもんね……。

 

一日も早く元の生活に戻れますように。

ブログの締め方ってどうやって締めるのが正解?